ゲリラの家族

プラムディヤ選集@

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プラムディヤ・アナンタ・トゥール/ 押川典昭訳
定価 2500円+税
四六判 / 332頁 / 83年初版
ISBN4-8396-0016-3 C0397 Y2500E

「祖国を守ろうとして、ひとつの家族がどうやって崩壊したか、あんたは知るまい」 一九四九年1月、独立戦争下のジャカルタ− あるゲリラ戦士の家族が三日三晩の間に体験した出来事を通して革命と戦争の時代に生きる人びとの姿を描き出す。敵と味方、父と子母と子の対立と葛藤、愛憎に引き裂かれたこのゲリラの家族の物語は、 革命下のインドネシア民族の苦悩の凝縮された表現である。 ニ四歳、みずからオランダ軍の獄中にあって綴ったブラムディヤの初期の代表作。
★長らく品切れとなっていましたが、皆様から是非読みたいとの声を多数頂き、重版いたしました。

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