タイ語読解力養成講座

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赤木攻 監修、 野津幸治・佐藤博史、宮本マラシー著
定価 2800円+税
A5判 / 274頁 / 98年初版/2004年第3刷
ISBN4-8396-0126-7 C0387 Y2800E

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 タイ語会話はできるけれど、次のステップに進む手がかりがなくて・・・という人に朗報!
 本書はタイ文字による「読み書き」を習得することを目的に作成された本格的なテキストです。タイ文字や声調についてある程度知っていることが前提となっていますが、最初は短い文章の音読から始め、次第に文字と韻と声調のルールが身につくようになっています。全体は基本文・単語・要点・練習問題からなる三八課で構成され、最後までくれば、かなりの長文が読めるようになるでしょう。
 読解力を身につけるコツは、本書の基本文と単語を音読し、手で書いて覚えること。また本書の「要点」で、文法やタイ語独自の表現を学習し、読み書きのマスターはもちろんのこと、会話の上達にもつながります。巻末には単語索引と練習問題解答をつけました。 著者は大阪外大と天理大のタイ語学科教授陣。日本人とタイ人の共著なので、学習書で見られることの多い、「ネイティブは使わない変な表現」はいっさいありません。

【この本の使い方】から
1.本書はタイ語会話のための学習書ではない。タイ文字による「読み書き」を習得するためのテキストである。
2.タイ文字をマスターしていることはもちろん、「声調」などといったタイ語に関する最低限必要な知識をすでに習得していることが前提になっている。
3.全38課からなっている。各課は<基本文>、<単語>、<要点>、<練習問題>で構成されている。
4.基本的には<単語>と<基本文>をマスターすればよい。その際、<要点>を熟読することである。<単語>と<基本文>および<要点>の中の例文は暗記すること。その方法は、徹底的に「手で書いて覚える」こと。
5.第9課までは<韻>を重点的に説明してある。この<韻>の形をマスターすることがタイ語学習の第1歩であり、基本である。<韻>理解が進むと上達が早い。

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