雲南・北ラオスの旅

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樋口英夫
定価 1500円+税
A5判 / 160頁 / 2001年初版
ISBN4-8396-0145-3 C0030 Y1500E

最後の秘境、中国雲南省から北ラオスルートへの完全ガイドです。
メコン河下り、少数民族、大自然、国境越え…。ハードだけど魅力あふれる新しい旅のガイド。
地図、船やバスのルートなど、日本では入手困難な旅の情報を詳しく載せました。
写真・地図など情報盛りだくさんです。
チャンパ遺跡の写真などでファンの多い樋口さんの写真が、とにかくすばらしい!!
「雲南からラオス国境へ」と「ラオスから雲南国境へ」の2部作になっています。

「まえがき――地続きの旅・国境を越える旅」より抜粋
陸路で国境を越える旅はいつも心が弾む。空路では得られない旅の達成感や充実感といったような思いが湧いてくる。……
つい数年前、21世紀が視野に入った頃から、外国人旅行者にはガードの固かった社会主義国のベトナムが、カンボジアが、そしてラオスが競ったように観光に力をいれだした。
その結果、いまでは、近寄れなかった奥地の国境周辺にも自由に行けるようになったし、そこからさらに国境を越えて隣の国へ抜け出ることも可能になった。
ついに東南アジアの旅が地続きで楽しめるようになったのだ。……
南雲南と北ラオスの旅も、国境が開かれて間もないので新鮮な旅が楽しめる。
そして縁がなさそうに見えるこの2つの土地の人々がおなじ文化を共有しているということ、つまり南雲南は東南アジアだということも、この旅を通じて実感できる。

【目次】

「北ラオスから雲南へ」
@ フェイサーイ……フェイサーイ、メコンの船旅
A パークベン
B ルアンパバーン
C ウドムサイ
D ムアンシン……ムアンシン、少数民族の村にトレッキング、ラオスの蒸留酒・ラオラオ
E シェンコック……シェンコック、竹で漉いた紙、中国船でメコンを下る、ムアンマン
F ルアンナムター……ルアンナムターを基点とした船の旅、阿片、漢字の村、ボーテン・国境を越えて中国へ

「雲南から北ラオスへ」
@ 昆明(クンミン) A 河口(フーコウ)……南雲南・鉄道の旅
B 蒙自(モンツー)
C 建水(ジェンジュイ)……雲南の棚田
D 思茅(シーマオ)
E 景洪(ジンホン)
F モンラー……モーハン・国境を越えてラオスへ

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