あぶない野菜

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大野和興・西沢江美子
定価 1400円+税
四六判 / 212頁 / 2001年初版
ISBN4-8396-0150-X C0077 Y1400E
●書評●

 私たちが毎日口にしている野菜の大部分がアジアやアメリカからの輸入品だというのはご存じのとおり。
 しかし、実際に、どこの国からどのくらい入ってきているのか、安全性はどうなのか、国産品はどうなっているのかなどのことはよくわかりません。
 そこで農業ジャーナリストとして、この問題に詳しい2人の著者が「野菜の現状」を徹底的に調べ、「消費者はどうしたらいいのか」を明らかにしたのが本書です。
 内容は「野菜の現状」「どうしてこうなったのか、その背景」「安心できる生産者リスト」の3部構成になっています。

【目次】

■第1部(1つ1つの野菜の現状を解説)
アスパラガス、イチゴ、ウメ、エダマメ、カボチャ、キュウリ、ゴボウ、サヤエンドウ、サトイモ、シイタケ、ショウガ、タケノコ、タマネギ、トマト、ネギ、ニンジン、ニンニク、パブリカ、ブロッコリー、レタス、レンコン
■第2部(その背景にあるもの)
@ 野菜輸入の構造
A 国際化する野菜
B 種も危ない
C ではどうするか
■第3部(安心できる生産者リスト)
やっぱり野菜は本当の旬のものを食べたいものです。もちろん安全なものを。

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