イサーンの百姓たち

NGO東北タイ活動記

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松尾康範著
定価 1600円+税
46判 / 216頁 / 2004年初版
ISBN4-8396-0168-2 C0030 Y1600E

●書評●

 タイの最貧地帯と言われる東北地方(イサーン)をグローバリゼーションと消費文化の嵐が吹き荒れた。農民たちは有機農業、地場の市場つくりなど、知恵を絞り、力をあわせて、苦境をきりぬけた。支援した日本のNGOはそこから何を学んだのか。タイと日本、誇り高き「百姓」たちが手を結んだ活動の記録。
 NGOに興味を持つすべての人にとって必読の1冊。


【目次】
プロローグ 出会いの旅
第1部 イサーンの人とくらしの物語
第1章 舞台は東北タイ
第2章 変容するイサーン
第3章 グローバリゼーションとイサーンの智慧
第4章 スースー・バンドと生きるための歌
第2部 もうひとつのイサーンを求めて
第5章 おすそ分けの経済をつくろう
第6章 むらとまちを結ぶ市場へ
第7章 ふるさとの森をふたたび子どもたちへ
エピローグ タイと日本、人々の思いがつながって

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