ワセダアジアレビュー10

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早稲田大学アジア研究機構編
定価952円+税
A4判・並製・96ページ
ISBN978-4-8396-0249-9 C3030

研究、時事問題、NGO、エッセイ…早稲田大学のアジア研究者を中心に、多彩な書き手が集まって、アジアを論じます。特集を軸に、軽く読めて、深い内容をモットーに、年2回のペースで発行していきます。今月の特集は「アジアにおける産業の勃興」です。

早稲田アジア機構とは→http://www.kikou.waseda.ac.jp/asia

【目次】

編集長挨拶         現代アジアの光と影  小口彦太
巻頭口絵写真   第2タイ−ラオス友好橋  川口正志
フィールドから─Photo Essay  国境地帯の「におい」をもとめて  峯田史郎 
巻頭論文           世紀の実験──「中国モデル」をどう考えるか?  毛利和子

特集 アジアにおける産業の勃興──その光と影
 高成長を持続する東アジア経済の現状と将来  浦田秀次郎 
 依存関係を深めながら展開するアジア農業─現状と課題  堀口健治・石田信隆 
 中国の大衆資本主義 丸川知雄
 韓国経済と企業の光と陰──総合商社員が体験した韓国の日常経済  百瀬 格 
 パシコムおじさんの見たスハルト開発独裁  村井吉敬
 東日本大震災と日本自動車部品産業  小林英夫
 マニラ新聞から見た日本の報道  水谷竹秀

[ワセダアジアレビュー10号に寄せて] アジアの大学を歩いて  奥島孝康 

IAS研究プロジェクト報告 
 人モノの流れと経済統合──ソーシャル・ロジスティクス研究所の開設とその活動報告  戸崎 肇

次世代研究者の論考
 地域密着型軍隊としての中国人民解放軍──中国における地方の軍事機構、軍分区の役割  弓野正宏

第55回アジアセミナー報告
 死刑台から教壇へ──私が体験した韓国現代史  康 宗憲
第59回アジアセミナー報告
 韓国人のナショナル・アイデンティティと北朝鮮・南北統一への認識変化  李 來榮

OAS連続セミナー 講義ノート
 セマウル運動を振り返る  伊藤亜人

My Field :ワセダからアジアへ
 フィリピンとプアーツアリズム  川瀬真由
 アジアを食べる@早稲田界隈 シャンの家庭料理──ふるさとの味と広がり  砂井紫里

書籍紹介           小林英夫
機構長コラム 中国ビジネスは大変ですよ  小口彦太

What’s Going on?       早稲田大学アジア研究機構からのお知らせ

アジアのNGO    活動現場から      アジアのダルフール──ビルマで続く内戦 秋元由紀


  

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