先生いらず
カタカナで学ぶ
CDで学ぶ
丁寧な復習
2人のベテランタイ語教師がたどりついた究極のタイ語独習書です!
これ1冊で必ず正しいタイ語の初歩がマスターできます。
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【著者】
中島マリン(なかじま・まりん)
早稲田大学第一⽂学部卒業。タイ人と日本人の両親を持ち、タイ語・日本語ともにネイティブで、各種国際会議通訳、司法通訳などを務める。成蹊大学、東京外国語大学オープンアカデミー、NHK ⽂化センターなどのタイ語講師を歴任。著書『挫折しないタイ⽂字レッスン』(9刷2万7000部)『間違いだらけのタイ語』(5刷)『タイのしきたり』(2刷)など。
ナタヤ・ヤマカノン・リンチ (なたや・やまかのん・りんち )
チュラロンコーン大学⽂学部卒業。日本貿易振興機構バンコク事務所や藤沢いすゞ自動車㈱で通訳や翻訳を経た後、国際協力機構(JICA)、高等学校、東京外国語大学、NHK⽂化センターなどでタイ語講師として約30 年間務める。
【目次】
まえがき
本書の特徴
学習の順序
第1課 プレレッスン・耳と口を慣らす
カタカナからタイ語への学習
声調と声調符号
第2課 プレレッスン・文を作る
文の構成
疑問文(ループラオ?)
否定文(マイ)
第3課 プレレッスン・複合語
複合語の作り方
第4課 プレレッスン・形容詞の使い方
形容詞を使った文章
第5課 タイの果物が好きです
~が好きです(チョープ)
~なの?、~なのですか?(ルー?)
第6課 タイ料理が食べたいです
「動詞句」
「動詞/動詞句」と「形容詞」の順番
~したい(ヤーク)
しかし、でも、けれど、~が~(テー)
何(アライ?)
第7課 どこで勉強していますか
A は B である(A ペン B)
~という名前、名前(チュー)
「いる、ある、住む(ユー)」と「~に、~で(ティー)」
第8課 きょうだいは何人いますか
0~10までの数え方
~を持っている、~がある、~がいる(ミー)
類別詞とは
数の聞き方(ギー)
第9課 1~8課までの復習
第10課 来月タイへ行きます
11~100万までの数え方
未来を表す助動詞(チャ)
~しに行くつもりだ(チャ パイ)
時間や月日の表し方
日付を伝える
何日間(ギー ワン)
・・・も同じく~です。(・・・ゴー~ムアンガン)
第11課 今週の土曜日は空いていますか
曜日の言い方
~ですか、~ますか。(マイ?)
誘う表現 (ドゥアイ ガン マイ?)
第12課 これ、 いくらですか
これ、それ、あれ(ニー、ナン、ノーン)
いくら、いくつ(タオライ?)
~できる(ダイ)
少し~(ニッノイ)
第13課 トムヤンクンを1つください
タイ料理の名前
お願いの仕方「~をください(コー + 目的語)」
飲食店で使う類別詞(ティー)
第14課 お勘定お願いします
とても~、たくさん~(マーク)
もう~、すでに~(レーオ)
第15課 来週は誕生日です
「季節」の言い方
「月」の言い方
~は?(ラ?)
仏暦(ポーソー)と西暦(コーソー)
日付けの並べ方
仏教の日
先週、今週、来週の言い方
第16課 10~15課までの復習
第17課 パーティーは何時からですか
1日の行動
時間の言い方
「~から(タンテー)」と「~まで(トゥン)」
第18課 タクシーに乗る
いろいろな乗り物
建物や場所
「乗る(クン)」と「降りる(ロン)」
~に乗って・・・へ行く(クン~パイ・・・)
~しなければならない(トン)
どのように~行くのですか(パイ ヤンガイ?)
第19課 お誕生日おめでとう
趣味の言い方
~している最中(ガムラン~ユー)
~から(チャーク)
~させてください(コー + 動詞/動詞句 )
第20課 マッサージ店へ行く
体の各部位
1つにつき(ラ)
痛みを表す表現「チェップ」と「プアッ」
~のところ(トロン)
形容詞の反復(命令を表す)
もしも~、~たら(ター)
第21課 医者に行く
病名の言い方
症状の言い方
病名と症状の伝え方
どうしましたか(ペン アライ?)
~をしてきた(動詞/動詞句 + マー)
~と思う(キッ ワー)
第22課 17~21課までの復習
参考
タイ文字
子音字の発音記号
母音字の発音記号
「有気音」と「無気音」について
解答
単語集
【まえがき】
タイへ旅行したときに、現地の人とコミュニケーションができたらいいなと思う人は大勢いると思います。中には自分で勉強しようと書店でいろいろなテキストを手にとってはみたものの、タイ語の文字や文法の複雑さに戸惑い、タイ語を諦めてしまった人もいると思います。そんな方のために、独学でも勉強ができる分かりやすいタイ語の入門書を作れないかと考えました。
私たちは長年タイ語教育に携わってきました。通常は、タイ文字や発音記号から授業を始めるのですが、時間がかかるため、すぐにでもタイ語を話したい方には向いていません。そこで、他の学習方法はないかと考え、カタカナを使ってタイ語を学習できるこの本を作りました。カタカナを使うことで、日本人には学習のハードルはかなり下がります。タイ語には5つの声調があります。日本語には無い声調は、カタカナの上に「声調符号」をつけることで、声調を確認しながら学習できように工夫しました。さらに、正しい発音を身につけるために、吹き込みの回数と速度を工夫した音声を、ダウンロード可能な音声と付録の CD にしましたので、繰り返しタイ人の発音を聴きながら練習できます。
特に私たちが授業で大切にしている「分かりやすさ」や「楽しさ」も考慮して、この本を作りました。順番通りに文法を学び、練習問題を解いていくことで、簡単な日常会話ができるようになります。初めてタイ語を学ぶ方に無理なく楽しく学んでほしい。そして、この本がタイ語を学ぶ最初の扉になりたいという願いを詰め込んだ一冊です。これをきっかけにタイ語の世界を知り、学んだタイ語を使ってタイ人との交流の輪を広げていただければ幸いです。
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