日本とアジアの関係
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アジア定住 野村 進著・井上 和博写真 - 自らの来歴 率直に語る18人-
アジアで暮らす日本人が急増しているという。多くは進出企業の駐在員たちだが、自分の意志でアジアに渡り、根を下ろした人々もいる。本書はそのような(日本以外の)アジアで自ら生きることを決めた日本人たちの"生活と意見"を聞いたルポである。 |
新宿のアジア系外国人 奥田 道大・田嶋 淳子編著 - 新宿「国際通り」から アジア系外国人調査-
東京・新宿の大久保通り、通称「国際通り」はアジア系外国人の多く住む町として知られる。これまであまり明らかでなかった実態に迫る初めてのリポートがまとまった。 |
チョプスイ−シンガポールの日本兵たち 劉 抗著・中原 道子訳、解説 - 蛮行 スケッチで表現/旧日本軍描いた画集、日本で刊行-
シンガポール人画家が、戦争直後に描いた「チョプスイ−シンガポールの日本兵たち」が、四十五年ぶりに日本で日の目を見た。中原道子・早稲田大学国際学部教授(東南アジア史)が偶然、オランダの古本屋でオリジナル画集を手に入れ、その画家、劉抗(リュウ・カン)氏(七九)をシンガポールで尋ねあてて、日本語版刊行の許可を得た。今年は太平洋戦争開戦五十年。シンガポールが占領された日の、この十五日には現地で華人虐殺慰霊祭が行なわれる。 |