大河小説ロサレス物語5部作の第1部。イロカノの貧しい青年が虚飾と野望の渦巻くフィリピン上流社会の中で、成りあがり、傷つき倒れていく姿をドラマチックに描く。5カ国語に翻訳されたフィリピン現代文学の代表作です。