焼跡の主

- 現代インド文学選集A[ヒンディー] -

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モーハン・ラーケーシュ著・田中敏雄ほか訳
定価 1600円+税
四六判 / 224頁 / 89年初版
ISBN4-8396-0042-2 C0397 Y1600E
●書評●

7年半の後、彼らはラホールからアムリトサルへとやってきた。ホッケーの試合を見るというのは表向きの理由で、それよりも7年半前に他人のものになってしまった自分の家とバザールをもう一度見たいというのが本音だった・・・。
独立は人々に何を与え、何を奪ったのか。地獄を見た人々はこれからどう生きるのか。印パ分離以降の社会変動の波に翻弄されるさまざまな階層の人々の生きざま、人間の奥底にひそむ闇を描いたヒンディーの秀作10篇。

【目次】




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