道は、ひらける

タイ研究の五〇年

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石井米雄
定価 1200円+税
四六判 / 200頁 / 2003年初版
ISBN4-8396-0160-7 C0030 Y1200E
●書評●

【関連書】タイ仏教入門

 大学中退、外務省ノンキャリという経歴から文化功労者にまで駆け上った東南アジア研究のカリスマの「元気が出る」自伝です。肩書にも学歴にもこだわらず、大好きなタイ研究の道をひたすら突き進む著者の生きかたは、爽快そのもの。この本を読めば生きる勇気が湧いてきます。

【目次】
第1章 中退また中退
受験生のころ
言語学へのあこがれ
小林英夫先生との出会い
外務省暮らし

第2章 ノンキャリ、タイへ
タイ留学時代
チュラーの思い出
稲作民族文化総合調査団
梅棹さんとの出会い
出家志願
得度式の思い出
大使館勤め
「ナンスーチェーク」蒐集のこと

第3章 再スタート
二度目の本省勤め
東南アジア研究センター
地域研究ということ
学位取得のこと
ロンドンへの研究留学

第4章 旅、終わらず
上智大学へ移る
雲南旅行の経験から
学長業と研究と
学問は面白い

●前書き●

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