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語源を学びながら、効率的に英語の単語を覚える！
楽しく知識を積み上げながら、確実に英語力がアップ！
昨年逝去したタイ研究の碩学にして語学の達人、石井米雄先生が神田外語大学学長時代に、大学のホームページに連載していたエッセイをまとめました。
石井先生の講義を受けているような楽しい本です。
【目次】
1 「手」 がかりはラテン語
2 足
3 頭
4 舌
5 「エコロジー」はギリシャ語から
6 何を「愛する」か？
7 super （上の）
8 プラトンの「飲み会」!?
9 sub（下の）
10 ローマの休日
11 「大地」（terra）をさらに応用すると
12 間氷期
13 am pm
14 死後
15 アンチ巨人
16 バイオ
17 uni-、bi-、multi-
18 ペンタゴン
19 物騒な言葉
20 平和
21 春分と秋分
22 Boys, be ambitious ! の原義とは
23 アクアラング
24 ビデオとオーディオ
25 ユビキタス
26 水平思考
27 アニメ
28 「ミクロの世界」
29 ステレオ
30 マニフェスト
31 東洋
32 西洋
33 -i＝go
34 「第九」
35 超音速機
36 自由主義
37 B.C. ／A.D.
38 2つのhomo
39 ジャーナリズム
40 独裁者
41 カメラの歴史
42 アイデンティティ
43 アラビア語＋ラテン語＝艦隊司令官（admiral）
44 ユートピア
45 都市と田舎
46 doubtの「ｂ」
47 アメニティ
48 レトロ
49 似て非なるsol-
50 クリスマス・キャロル『ノエル』
51 カーナビ
52 本の中の本『聖書』
53 外交
54 コンプライアンス
55 ガバナンス
56 アカウンタビリティ
57 コンビニ
58 ローマ法王選出会議
59 「旧石器時代」から「半導体集積回路」時代へ
60 共和国
61 ボーカル
62 エキゾチック
63 「父」なるもの
64 ザ・憲法
65 エスプレッソ・コーヒー
66 トレーニング
67 ヴァカンス
68 パラダイム
69 アドレス
70 トイレ
71 GDP
72 ダイエット
73 パーラー
74 インフラ
75 イノベーション
76 ホワイトカラー・エクゼンプション
77 「楽観主義者」と「悲観主義者」
78 「火」の神様アグニ
79 ファンダメンタリズム
80 シンコペーション
81 glocalize
82 タクシー
83 トンネル
84 水
85 ビンテージ
86 「デジタル」と「アナログ」
87 Singapore is a fine country.
88 モータリゼーション
89 ハーブ
90 ポスト
91 キャリア
92 ボール
93 メタボリック・シンドローム
94 モデレーター
95 ATM
96 サイクロン
97 「キューポラのある街」
98 シナジー
99 ジーンズ
100 O.K.
101 テナント
102 国連安全保障理事会
103 インフルエンザ
104 パンデミック
105 トリアージュ
106 SOS
107 春
108 レトルト（列篤爾多）食品
109 同音異義語「スケール」の由来
110 “サクラ”は３モーラ
111 メンテナンス
112 テスト
113 プール
英語の歴史――ハイブリッドから世界共通語へ 長谷川信子
あとがき 永井浩
【著者はこんな人】
石井米雄（いしい よねお）（1929〜2010年）
東京生まれ。東京外国語大学中退後、外務省に入省。在タイ日本大使館勤務をへて、京都大学東南アジア研究センター所長・教授、上智大学教授を歴任。1997年から2004年まで神田外語大学学長。退任後、文部科学省大学共同利用機関法人人間文化研究機構機構長、独立行政法人国立公文書館アジア歴史資料センター長を務める。法学博士。
2000年文化功労者顕彰。2007年チュラーロンコーン大学から名誉文学博士号授与。2008年瑞宝重光章授章。
タイ研究では世界的な権威で、『上座部仏教の政治経済学――国教の構造』（創文社）、『タイ国――ひとつの稲作社会』（創文社）、『タイ近世史研究序説』（岩波書店）、『インドシナ文明の世界』（講談社）、『タイ仏教入門』（めこん）など、著作多数。
と同時に、語学の達人としても有名で、英・仏・独・伊・ラテン・ギリシャ・タイ・ビルマ・カンボジア語を自在にあやつりました。