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書評:『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代』梅垣緑氏(立教大学教育研究コーディネーター)


【書評】

インドネシア研究懇話会(カパル)のホームページ「カパルの本棚」に、梅垣緑氏(立教大学教育研究コーディネーター)が、押川典昭著『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代』(上・下)の書評を寄稿してくださいました。


(一部引用)

本書は、そのようなすでに歴史そのものになりかけているプラムディヤの生涯を丹念に追い、その「足跡」をたどることでインドネシアの20世紀を追体験する、物語とも言えるような本である。プラムディヤの苦難に満ちた人生に共鳴するような視線と、歴史的事実への微に入り細を穿つような注意深い目配りとが同時に合わせ持たれた筆致からは、ひとりの地域研究者としてたゆまずにインドネシアに向き合ってきた著者の真摯さが伝わってくる。プラムディヤ自身の回想録や弟クサラの証言などをはじめとした一次的な資料を丹念に比較検討し、客観的な資料を細かく積み上げることで生まれるいわば「厚み」のある記述が、他方では主観的なあるいは対話的な真実と照応しているように感じられ、そのことがこの本に独特の重みをもたらしている。


書評本文は、こちらからお読みください。

 
 

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