top of page



写真家・長洋弘さんが土門拳文化賞 インドネシアの元日本兵を取材
インドネシアに残る元日本兵とその家族を40年以上にわたり取材してきた写真家の長洋弘さんが、第32回酒田市土門拳文化賞を受賞しました。 土門拳文化賞は、酒田市出身の土門拳が生涯にわたり追求したリアリズムやドキュメンタリー性を継承する写真作品を新たに見つけ出し評価するために設けられました。受賞作品は、「命をつなぐ (インドネシア残留日本兵と子孫の記録)」。応募した103人104テーマの中から最高賞に選ばれました。授賞式は9月に酒田市で行われます。 また、長さんの『帰らなかった日本兵』は、ジャカルタの新聞社コンパスからインドネシア語版で出版されました。コンパス社は、以下のように出版の意義を伝えています。 「本書は、滅多に語られることのない重要な歴史の一端、すなわち第二次世界大戦終結後、インドネシアに定住し、インドネシア国民と共に独立を守るために戦うこと> を選んだ元日本兵たちの物語を浮き彫りにしています。これらの物語は単なる歴史的事実ではなく、国境を越えた普遍的な人間的価値観を反映しています」 長さん、ほんとうにおめでとうございます。 以下、同賞ホーム


『現代の〈漂海民〉――津波後を生きる海民モーケンの民族誌』へのお便り
書籍紹介ページ→現代の〈漂海民〉――津波後を生きる海民モーケンの民族誌 『現代の〈漂海民〉――津波後を生きる海民モーケンの民族誌』(鈴木佑記著)に、読者の方から感想をいただきました。 著者の鈴木祐記さんに送られた感想を、読者ご本人の許可を得てこちらに転載いたします。 メディアではあまり注目されることのない「現代の漂海民」と生活を共にしながらつづられた貴重な記録。そこに、深い感想を寄せていただいたことに感謝いたします。 感想の筆者、「まりにゃ」様のnoteには、より詳しい記述があります。ありがとうございます。 ****************** (筆者へのお便りから引用) もともと私は東南アジアの漂海民に興味があり、バジャウ族については書籍や映像作品に触れ、実際に居住地を訪れたこともありました。一方で、モーケン族について体系的に扱った本を読むのは今回が初めてで、大変興味深く拝読しました。 少し個人的なお話になりますが、私は大学でマレーシアについて専門的に学んでいました。本書の中で、モーケンの人々がマレー人による奴隷狩りを恐れていたという証言が紹介


ベトナム学連続講座 小高泰さん「最近のベトナム政治情勢」のご案内
『ベトナム戦争の「戦後」』(2005年、中野亜里編、めこん)などの著者、小高泰さんによるオンラインの講座です。主催は、日本ベトナム友好協会本部です。 お申込みは、https://peatix.com/event/5074726 へ。 ベトナム学連続講座 「最近のベトナム政治情勢~新しい指導部の政策とその現状~」 日時:2026年8月2日(日)15:00~17:00(日本時間) 形式:オンライン(Google Meet) 講師:小高泰 プロフィール:大東文化大学国際関係学教授、東南アジア(特にベトナム)の政治・安全保障・歴史 参加費:2000円 主催:日本ベトナム友好協会本部
All Posts


書評:『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代』梅垣緑氏(立教大学教育研究コーディネーター)
押川典昭『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代』 【書評】 インドネシア研究懇話会(カパル)のホームページ「カパルの本棚」に、梅垣緑氏(立教大学教育研究コーディネーター)が、押川典昭著『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代』(上・下)の書評を寄稿してくださいました。 (一部引用) 本書は、そのようなすでに歴史そのものになりかけているプラムディヤの生涯を丹念に追い、その「足跡」をたどることでインドネシアの20世紀を追体験する、物語とも言えるような本である。プラムディヤの苦難に満ちた人生に共鳴するような視線と、歴史的事実への微に入り細を穿つような注意深い目配りとが同時に合わせ持たれた筆致からは、ひとりの地域研究者としてたゆまずにインドネシアに向き合ってきた著者の真摯さが伝わってくる。プラムディヤ自身の回想録や弟クサラの証言などをはじめとした一次的な資料を丹念に比較検討し、客観的な資料を細かく積み上げることで生まれるいわば「厚み」のある記述が、他方では主観的なあるいは対話的な真実と照応しているように感じられ、そのことがこの本に独特の重みをも
2月4日読了時間: 1分


小松みゆきさん トークイベントのお知らせ
『動きだした時計 -ベトナム残留日本兵とその家族-』(めこん/2020年)の著者、小松みゆきさんがトークイベントを開きます。 お申込みや詳細は以下の通りです。 ~ベトナムで見つけた私の生き方~ 『翔んでベトナム30年 〜私の肩書きは、私〜』刊行記念 著者・小松みゆき氏トークイベント 日時:2026年1月18日(日)14時~15時30分 場所:読書人隣り(東京都千代田区神田神保町1-3-5 冨山房ビル6階) 参加料:1500円 ※YouTube Liveにてオンライン配信有り 詳細及びお申込みは こちら をご覧ください。 (「読書人Web」のご案内文) 2025年10月15日に刊行となった『翔んでベトナム30年 〜私の肩書きは、私〜』の著者、小松みゆき氏に、本書のポイントを深掘りしながら、書ききれなかったエピソードや裏話などをお話いただくトークイベントです。 バブル絶頂期の日本を後にして45歳でひとり降り立ったベトナムは、戦争終結からわずか17年という“戦後”の高度成長期前の国でした。覚悟はしていたものの、勝手が違い過ぎて毎日面食らうことばかり。笑
1月7日読了時間: 2分


書評:『火の海の墓標』小川忠氏(跡見学園女子大学教授)
後藤乾一『火の海の墓標-草莽のアジア主義者・市来龍夫とインドネシア』 【書評】 インドネシア研究懇話会(カパル)のホームページ「カパルの本棚」に、小川忠氏(跡見学園女子大学教授)が、後藤乾一(著)『火の海の墓標-草莽のアジア主義者・市来龍夫とインドネシア』の書評を寄稿してくださいました。 (リード) ジャワ派遣第十六軍宣伝班や郷土防衛義勇軍(ペタ)幹部教育隊の一員として日本軍政に参加した後、インドネシア独立軍に身を投じ、壮絶な戦死を遂げた市来龍夫(インドネシア名:アブドゥル・ラフマン)の生涯を描く。日本とインドネシア関係史において、忘れてはならない歴史に焦点をあてた名著の新版。 書評本文は、こちらからお読みください。 https://kapal-indonesia-jepang.net/kontribusi/rakbuku/hinoumi/
2025年12月24日読了時間: 1分


書評:毎日新聞「今週の本棚」2025年「この3冊」 沼野充義氏
『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代』 【書評】 毎日新聞2025年12月20日掲載、「今週の本棚」の2025年「この3冊」で、沼野充義(東大名誉教授・スラブ文学)氏が、『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代』を選出してくださいました。
2025年12月24日読了時間: 1分


書評:大東文化学園発行「DAITO BUNKA」、『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代』高地薫氏
『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代』 【書評】 大東文化学園発行「DAITO BUNKA」に高地薫氏(神田外語大学外国語学部准教授)が寄稿してくださいました。
2025年12月18日読了時間: 1分


毎日新聞 2025年この3冊『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代』池澤夏樹氏
『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代』 【書評】 毎日新聞の「今週の本棚」より、「2025年この3冊」として、池澤夏樹さんが、『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代』を選んでくださいました。
2025年12月18日読了時間: 1分


書評『火の海の墓標-草莽のアジア主義者・市来龍夫とインドネシア』早瀬晋三氏
『火の海の墓標ー草莽のアジア主義者・市来龍夫とインドネシア』 【書評】 早瀬晋三氏 (2025年12月17日) 以下のリンクよりご覧ください。 https://shayase88.livedoor.blog/archives/30111462.html
2025年12月18日読了時間: 1分


毎日出版文化賞、贈呈式が開かれました
『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代』 (上・下)が第79回毎日出版文化賞の特別賞を受賞し、12月15日、東京都文京区のホテル椿山荘で贈呈式が開かれました。 著者の押川典昭さん、株式会社「めこん」の桑原晨社長はじめ関係者のみなさんが出席しました。 押川さんは、「この受賞が、日本ではまだ知られていない東南アジアの文学作品が知られるきっかけになればうれしい。賞を励みとして、さらに東南アジアの文学の研究と紹介に力を尽くしたい」と語りました。 押川さんによる受賞のことばは、こちらの動画でご覧いただけます。 また以下にごあいさつ内容を記載します。動画と合わせてごらんください。 *毎日出版文化賞特別賞 受賞者あいさつ(押川典昭さん) 今回受賞した私の本は、インドネシアの、というよりアジアの20世紀後半を代表するといっていいと思いますが、プラムディヤ・アナンタ・トゥールという作家の評伝です。この評伝を書くにあたって、私は三つのことを考えました。 一つは、プラムディヤという私からみれば非常に偉大な作家の生涯を、できる限り細かく描くということ。まだインドネ
2025年12月18日読了時間: 5分


書評『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代』中村邦生氏
『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代』 【書評】 2025年下半期読書アンケート 中村邦生氏による選出 (図書新聞 2025年12月12日)
2025年12月12日読了時間: 1分


書評『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代』福武慎太郎氏
『プラムディヤ・アナンタ・トゥールとその時代』 【書評】 「ナショナリズムとは、解放とは~一人の作家人生を通して視るインドネシア近現代史」 福武慎太郎氏 (週刊読書人 2025年11月21日)
2025年12月12日読了時間: 1分
bottom of page