| 予定日 | タイトル | 著者・編者 | 説明 |
| 3月 | 激動のラオス現代史を生きて――回想のわが生涯 | プーミー・ヴォンヴィチット 平田豊訳 | 1975年のラオス人民革命において最も重要な役割を果たした政治家のひとり、プーミー・ヴォンヴィチットの自伝です。シエンクアンの少年時代、フランス植民地下での官吏生活、そしてラオス愛国戦線に身を投じて辺境の地で戦闘に従事する日々、パテート・ラオの代表として王国側との間で繰り広げる激しい論戦、投獄、そして脱獄。ドラマチックであり、なおかつラオス的なところがとても面白い。ラオス好き必読。 |
| 3月 | シュリヴィジャヤの歴史―朝貢体制下における東南アジアの古代通商史― | 鈴木峻 | 東南アジア古代史最大の謎は「シュリヴィジャヤ王国」です。現在はジョルジュ・セデスのスマトラ・パレンバン説が有力ですが、著者は漢籍史料を渉猟し、実際に現地に立って、この定説を否定する「チャイヤー(タイ南部)説」を確立します。実証的かつ合理的に次々に「定説」を覆していくプロセスはスリリングでさえあります。東南アジア史に興味のある方にはぜひ読んでいただきたい本です。 |
| 3月 | 現代ラオスの政治と経済――1975〜2006年 | カム・ヴォーラペット著 藤村和広・石川真唯子訳 | 75年の革命以後のラオスの政治・経済について、政権内部へのインタビューや最新統計に基づいて詳細に解説した書です。特にラオス指導部の第3世代のことや在外ラオス人の関与などは全く新しい情報として目を開かせられます。 |
| 4月 | ミャンマー概説 | 伊東利勝編 | これ一冊でミャンマーのすべてがわかる。ビルマ、モン、カレン、シャン、カチン、ヤカイン、チン、カレンニー各世界の歴史・文化・民俗についてそれぞれの専門家が詳述。 |
| 5月 | メコンを下る | 北村昌之 | ついにチベットのメコン源流からタイ、ラオス、カンボジア、そしてベトナムの南シナ海まで、全メコンをボートで下った男が現れました。マスコミなどの支援はいっさいなし。カヌー、手製のいかだ、現地の小舟などを駆使した本物の冒険旅行記です。 |
| 5月 | ラオス全土の旅 | 川口正志 | とうとう出ます!ラオスガイドの決定版。北から南まで、とにかく歩き回って本当の情報を集めました。写真はもちろん最高です。 |
| 6月 | タイ人のしきたり | 中島まりん | こういう本が読みたかった! タイの「家庭行事」「年中行事」「マナー」…。いわばタイの「常識」です。『間違いだらけのタイ語』『挫折しないタイ文字レッスン』『タイ語で出そう! グリーティングカード』の中島まりんさんの書き下ろし。 |
| 6月 | ラオスの歴史 | マーチン・スチュアート・フォックス著 菊池陽子訳 | これでやっとラオスの歴史がわかります。待望久しい本格派。 |
| 7月 | ムエタイの世界 | 菱田慶文 | タイでは「サムライ・ダイゴ」という名のムエタイ選手。現在は早大大学院で学び、区立浅草中学校で生徒の相談員を務める著者の博士論文「ムエタイの賭博化変容」に加筆。身体を張って書いたものだけに迫力が違います。 |
| 7月 | タイの祭り | 梶原俊夫 | 「水かけまつり」から始まって、タイにはめちゃくちゃ楽しい祭りがたくさんあります。タイに行った人ならきっとどれかの祭りを見たはず。でも、残念ながら、どこで、いつ、どんな祭りがあるのか、よくわかりません。現在、ピマイのおじさんがタイ全土の祭りを見てまわっています。乞うご期待! |
| 9月 | タイ語表現法 | 宮本マラシー | 初めての体系的な「タイ語基本文法」です。否定、疑問から始まって、経験、逆説、因果関係など、相当深く学べます。 |
| 未定 | あの日々を経て | トゥアン・チャンパー 鈴木玲子・前田初江訳 | シリーズアジアの現代文学第18巻 |
| 未定 | ティンティンナインのミャンマー語講座 | 河東田ティンティンナイン・河東田静雄 | |
| 未定 | もうひとつの「王様と私」 | 石井米雄 | 世界的に有名なミュージカル「王様と私」はタイでは不敬罪にあたるとして上映禁止です。しかし、モデルとなった名君ラーマ4世モンクット王にはフランス人神父パルゴアという友人がいました。このもうひとつの「王様と私」のエピソードは、欧米列強のアジア進出に対してアジアの国がいかに対処したかということを象徴するような興味深いものです。碩学石井米雄先生の「19世紀の世界とアジア」の楽しい講義です。 |
| 未定 | マナオの歩いた道 | 斉藤百合子 | 数多くのタイ人女性が日本に働きに来て、傷つき疲れはてて帰国します。HIVで死んだマナオもそのひとり。タイで10年間ボランティアとして彼女たちに接してきた著者が聞き書きをもとにマナオの一生をつづりました。 |
| 未定 | カシミール概説 | 井上あえか | インド・パキスタン・中国にまたがって紛争の絶えないカシミールとはどんな地域なのでしょう。自然、歴史、社会、政治と多角的に描いた唯一の概説書です。 |
| 未定 | 新彊概説 | 新免康・王建新編 | 文明の十字路に位置する新彊は実に魅力的であると同時に中国にとっては火薬庫のような危険な地域でもあります。歴史、文化、産業、宗教、民族問題、政治など各専門家が新彊の真の姿を伝えてくれます。 |